深養父の歌 – 夏の夜は

作品

#089 夏の夜はまだよひながらあけぬるを雲のいづこに月やどる覧

作品:夏の夜は

作品サイズ: 半紙サイズ 約35×24 cm
仕立て 額装

どんなうた?

しいか: なつのよは まだよひながら あけぬるを くものいづこに つきやどるらむ
詩歌: 夏の夜はまだよひながらあけぬるを雲のいづこに月やどる覧
詠者: 清原深養父
歌集: 古今和歌集
制作: 913年以前
出典: 新 日本古典文学大系5 岩波書店

“月の面白(おもしろ)かりける夜、あか月方(つきがた)に、よめる”
の詞書に続く歌です。

夏の夜はとても短いので、まだ宵だと思っていたらもう明けてしまうのだが、沈む暇のない月はいったい雲のどこに隠れているのだろうか、といったかんじでしょうか。百人一首に収められている有名な歌です。

今日は夏至です。
夜が明けるのが早いため、どうしても朝早く起きてしまいます。暑さはこれからが本番、覚悟して迎えましょう。

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