#090 六月や峰に雲置く嵐山
作品サイズ: | はがきサイズ 約15×10 cm |
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仕立て: | 額装 |
どんなうた?
しいか: | ろくがつや みねにくもおく あらしやま |
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詩歌: | 六月や峰に雲置く嵐山 |
詠者: | 松尾芭蕉 |
歌集: | 杉風宛真蹟書簡 等 |
制作: | 1694年 |
出典: | 芭蕉俳句全集 大塚甲山 編 内外出版協会 p28 |
この句は、『落柿舎』にて詠んだ句とされています。嵐山は落柿舎の正面に見えます。
京都 嵯峨野にある落柿舎は、芭蕉のお弟子さんである向井去来の別荘で、畑に面したひなびた庵です。高校の修学旅行で行きましたが、「300年前の私人の別荘がよく残っているな」と思ったことを覚えています。
6月も明日で終わり。
史上最短の梅雨が明け、猛烈な暑さに見舞われています。7月を迎えるのが恐ろしいです。