西行の歌 – 今よりは

作品

#091 今よりは花見ん人に伝へおかん世を遁れつつ山に住まへと

作品:今よりは

作品サイズ: 半紙サイズ 約35×24 cm
仕立て 額装

どんなうた?

しいか: いまよりは はなみん(む)ひとに つたへおかん よをのがれつつ やまにすまへど
詩歌: 今よりは花見ん人に伝へおかん世を遁れつつ山に住まへと
詠者: 西行
歌集: 山家集
制作: 1190年以前
出典: 山家集 新潮日本古典集成〈新装版〉 新潮社

“世を遁れ心やすらかに桜をめでることを知った今から後は、桜の花をめでる人に、自分のごとく世を遁れ山に住みなさいよと伝えておこう”
と出典にあります。

7月です。
連日の厳しい暑さを季節外れの歌で紛らわそう、というわけではないのですが、実際、現実逃避したくなります。

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