素性法師の歌 – みわたせば

作品

#125 見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける

作品:みわたせば

作品サイズ: 半紙 約33×24 cm
仕立て 額装

どんなうた?

しいか: みわたせば やなぎさくらをこきまぜて みやこぞはるの にしきなりける
詩歌: 見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける
詠者: 素性法師
歌集: 古今和歌集
制作: 913年以前 (同集成立以前)
出典: 新編 日本古典文学全集11 小学館

“花ざかりに京を見やりてよめる” の詞書に続く歌です。
はるかに見下ろすと、柳の新緑と桜の花とがまじりあって都全体がまるで春の錦の織物のようである、といったところでしょうか。夢のような美しい景色が目に浮かびますね。

よしなしごと

2月後半から一気に春の気候になってきました。植物たちもにわかに活気づいています。

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