躬恒の歌 – わがやどの

作品

#134 わがやどの花見がてらに来る人はちりなむのちぞ恋しかるべき

作品:わがやどの

作品サイズ: 半切 約35×136 cm
仕立て 額装

どんなうた?

しいか: わがやどの はなみがてらに くるひとは ちりなむのちぞ こひしかるべき
詩歌: わがやどの花見がてらに来る人はちりなむのちぞ恋しかるべき
詠者: 凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
歌集: 古今和歌集
制作: 913年以前 (同集成立以前)
出典: 新 日本古典文学大系5 岩波書店

“桜の花の咲けりけるを見にまうで来たりける人に、よみて、贈りける” の詞書に続く歌です。
わが家の桜を花見がてらに訪ねて来る人は、散ってしまった後にはもう来ないのだろうから、私はその人のことをなつかしく思うだろうなあ、といったかんじでしょうか。

よしなしごと

この紙は唐紙です。
お値段が手ごろで、墨の吸い込み具合が私にはちょうど良いのでよく使っています。漢字もかなも両方いけるそうです。

この作品の前に大字を書いていたせいで、勢い余って字が大きくなりすぎました。

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