左馬(ひだりうま)

作品

#250 午年にちなんだ縁起物、“うまくいくように”

作品サイズ:約30×40 cm
仕立て額装

左馬とは

ひだり‐うま【左馬】
「馬」の字を左右反転させたもの。縁起のよい図柄とされる。
[補説]馬は左側から乗ると倒れないとされるため、また「うま」を逆さに読んだ「まう(舞う)」が祝い事を連想させるためなど、由来には諸説がある。

出典 小学館デジタル大辞泉

左馬は、古くからの日本人の生活感覚や言葉遊び、願いの心と結びつきながら、縁起物として親しまれてきました。その由来にはいくつかの説があり、上記のほかにも次のような意味があるそうです。

馬がひとを「招く」
通常は人が馬を引きますが、その逆は馬が人を引く、つまり招き入れるという図式になります。このことから人を招き入れる象徴とされ、商売繁盛や千客万来を願う縁起とされました。

「馬」の下部が財布を表す
「馬」の字の下部が、きんちゃく袋、すなわち財布の形に似ていることにちなみ、左馬は口が締まり、お金が逃げない、つまり富がたまる象徴とも考えられています。

このように左馬は、語呂・形・見立てといった日本独特の感性によって、いくつもの「吉」を重ねてきた縁起がいい文字だと言えるでしょう。

本作について

本作は、
「物事が滞りなく巡り、必要なものが必要なところへ戻り、人の思いや営みが穏やかに“舞う”ように」
という願いを込めて揮毫しました。

世の中が少しでもうまく回り、人と人との日常が和やかに続いていくように…、日本の縁起物に願いを託しています。

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