#183 たれかまた花を尋ねて吉野山苔ふみわくる岩伝ふらん
![](https://gallery-mu.totknow.com/wp-content/uploads/183b-s-300x400.jpg)
作品サイズ: | 半紙サイズ 約33×24 cm |
---|---|
仕立て: | 額装 |
どんな歌?
しいか: | だれかまた はなをたづねて よしのやま こけふみわくる いはつたふらん |
---|---|
詩歌: | たれかまた花を尋ねて吉野山苔ふみわくる岩伝ふらん |
詠者: | 西行法師 |
歌集: | 山家集 |
制作: | 12世紀後半 |
出典: | 西行全歌集 岩波書店 57 |
“独尋山花” の詞書に続く歌です。
誰かまた桜の花を求めて吉野山に来るのだろう、苔を踏み分け岩を分け入りながら、といったところでしょうか。桜の花を愛してやまなかった西行法師はすでにその場におり、他の「誰か」が彼と同じようにまたやってくるだろうということ。桜の花の求心力を讃えているのでしょう。
よしなしごと
今年の桜は一気に咲いて一気に散ってしまった印象です。それでも桜の花の下で、つかの間の極楽を満喫し、日常の喧騒を忘れることができました。
![](https://i2.wp.com/gallery-mu.totknow.com/wp-content/uploads/sakura5-800x398.jpg?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/gallery-mu.totknow.com/wp-content/uploads/sakura6-s.jpg?ssl=1)
![](https://i2.wp.com/gallery-mu.totknow.com/wp-content/uploads/sakura3-800x602.jpg?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/gallery-mu.totknow.com/wp-content/uploads/sakura1-800x533.jpg?ssl=1)
![](https://i1.wp.com/gallery-mu.totknow.com/wp-content/uploads/sakura2-533x800.jpg?ssl=1)