#235 涼風のまがりくねってきたりけり

作品サイズ: | はがきサイズ 約15×10 cm |
---|---|
仕立て: | 額装 |
どんな歌?
しいか: | すずかぜの まがりくねって きたりけり |
---|---|
詩歌: | 涼風のまがりくねってきたりけり |
詠者: | 小林一茶 |
歌集: | 七番日記 化12 |
制作: | 文化12(1815)年) |
出典: | 一茶発句全集 |
“裏店に住居して” の詞書に続く歌です。
涼しい風が、くねくねと曲がりながらやって来たのだなあ。
といったところでしょうか。
よしなしごと
一茶が江戸の長屋に住んでいるときに詠んだ句だそうです。建物がひしめき合っている様子が伝わってきますね。