#001 みやまにはしら雪ふれりしからきの まきのそま人みちたとるらし
| 作品サイズ: | 半紙 約34×25 cm |
|---|---|
| 仕立て: | 額装 |
どんなうた?
| 詩歌: | みやまには しらゆきふれり しがらきの まきのそまびと みちたどるらし |
|---|---|
| (私見): | 深山には 白雪降れり 信楽の まきの杣人 道辿るらし |
| 作者: | 源実朝 |
| 歌集: | 金槐和歌集 |
| 制作: | 13世紀 |
Wikipediaによると、杣人とは、古代から中世にかけて杣(そま)において伐採や製材に従事した人のことだそうです。
寒い光景が目に浮かぶ歌です。
実朝さんの最後を知っているので、余計に悲哀を感じてしまいます。
少し前に書いたので、春となった今では季節外れになってしまいました。暑いさかりに眺めて、涼しく感じらてもらえたらうれしいです。

