#005 難波潟みじかき芦のふしの間も 逢はでこの世を過ぐしてよとや
作品サイズ: | 半紙大 約33×24 cm |
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仕立て: | 額装 |
どんなうた?
詩歌: | なにはがた みじかきあしの ふしのまも あはでこのよを すぐしてよとや |
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難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや | |
作者: | 伊勢 |
歌集: | 新古今和歌集 |
制作: | 9~10世紀 |
百人一首の伊勢の歌です。
芦→干潟→千鳥という連想と、哀調をおびた鳴き声をもつという点から、千鳥がデザインされた料紙にこの歌を書いてみました。
千鳥が気になって、少し調べてみました。
千鳥は、その鳴き声ゆえに、俳句では冬の季語とのことです。どんな鳴き声なのか、YouTubeで浜千鳥の鳴き声を聞いてみました。確かに、悲しげです。
姿は丸っこくて、かわいらしいんですけどね。