#013 あしひきの国上の山を今もかも鳴きて越ゆらむ山ほととぎす
| 作品サイズ: | 半紙 約34×25 cm |
|---|---|
| 仕立て: | 額装 |
どんなうた?
| 詩歌: | あしひきの くがみのやまを いまもかも なきてこゆらむ やまほととぎす |
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| : | あしひきの国上の山を今もかも 鳴きて越ゆらむ山ほととぎす |
| 作者: | 良寛 |
| 歌集: | 良寛歌集 |
| 制作: | 19世紀 |
新潟県の弥彦神社をお参りしたついでに、五合庵に行ったことがあります。山の中腹あたりにあり、ひなびてこじんまりとした庵でした。
ホトトギスの鳴き声は国上の山間によく響き、ひとりで過ごす良寛さんを惹きつけたのでしょう。
ホトトギスは夏の季語です。ホトトギスが登場する詩歌を、これからたくさん書くことになりそうです。

