樗良の句 – 青竹に

作品

#025 青竹にかがやく菊の盛りかな

作品:あおだけに

作品サイズ: 約14×12 cm
仕立て 額装

どんなうた?

しいか: あおだけに かがやくきくの さかりかな
詩歌: 青竹に かがやく菊の 盛りかな
作者: 三浦樗良(ちょら)
歌集: 樗良発句集
制作: 18世紀

青竹の竹垣をめぐらせた庭に、立派な菊の花が今や盛りとばかりに咲き誇っている、といったかんじでしょうか。
菊は何色でしょう?
黄色や白なら青竹とのコントラストが利いたビビットな輝きですし、紫なら花からにじみ出た落ち着きある輝きです。いずれにせよ、色彩豊かな情景がうかぶ句ですね。

我が家の菊は例年11月に開花しはじめます。
手持ち花火のような形の白い花をたくさん付けますが、気温の低下とともに徐々に紫色へと変化します。今年は枝数を増やしたので、どれくらい咲くのか楽しみです。

菊の花

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