#043 かすみたつ末の松山ほのゞゝと浪にはなるゝ横雲の空
| 作品サイズ: | 約29×22 cm |
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| 仕立て: | 額装 |
どんなうた?
| しいか: | かすみたつ すえのまつやま ほのぼのと なみにはなるる よこぐものそら |
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| 詩歌: | かすみたつ末の松山ほのゞゝと浪にはなるゝ横雲の空 |
| 出典: | 新 日本古典文学大系11 岩波書店 |
| 作者: | 藤原家隆 |
| 歌集: | 新古今和歌集 |
| 制作: | 1193年 |
霞たなびく末の松山。その山を越えた波であるかのような雲がたなびいている明け方の空だなあ、といったところでしょうか。
歌合で春の曙という心というお題で詠んだそうです。霞、波、雲が重なる華麗な趣向とのこと。
春らしく梅が描かれた料紙に書いてみました。

