#056 天の川流れて恋ふる織女の 涙なるらし秋の白露
作品サイズ: | 約16×12 cm |
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仕立て: | 額装 |
どんなうた?
しいか: | あまのがは ながれてこふる たなばたの なみだなるらし あきのしらつゆ |
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詩歌: | 天の川流れて恋ふる織女の 涙なるらし秋の白露 |
詠者: | 読人しらず |
制作: | 10世紀頃 |
歌集: | 後撰和歌集 |
出典: | 和歌文学大系 19 明治書院 |
出典267ページを引用しながら、“天の川が流れている所で牽牛が恋しくて自然と泣けてくる” そんな織姫の涙であるらしい、秋の白露は、といったところでしょうか。
美しくて物語性があってロマンチックな歌です。
「流れて」に「泣かれて」を掛けていますので、ここは漢字ではなくどちらともとり得るひらがなで表した方が良いのでしょう。