躬恒の歌 – 心あてに

作品

#062 心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花

作品:心あてに

作品サイズ: 半紙サイズ 約33×24 cm
仕立て 額装

どんなうた?

しいか: こころあてに をらばやをらむ はつしもの おきまどわせる しらぎくのはな
詩歌: 心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花
詠者: 凡河内躬恒
歌集: 古今和歌集
制作: 9世紀
出典: 新 日本古典文学大系5 岩波書店

あてずっぽうで折るしかないか、初霜が一面に降りてどれが白菊の花だかわからないのだから、といったところでしょうか。

まだ10月だというのに師走の気温です。我が家の白菊はようやく蕾をつけたところ、初霜が降りるころには咲くのでしょうか。

季節を先取りして山茶花が描かれた料紙に書いてみました。

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