#122 朝日さす軒のたるひはとけながらなどかつらゝのむすぼほるらむ
| 作品サイズ: | 半紙 約10×19 cm |
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| 仕立て: | 軸装 |
どんなうた?
| しいか: | あさひさす のきのたるひはとけながら などかつららの むすぼほるらむ |
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| 詩歌: | 朝日さす軒のたるひはとけながらなどかつらゝのむすぼほるらむ |
| 詠者: | 光源氏 (紫式部) |
| 歌集: | 源氏物語 末摘花より |
| 制作: | 1008年頃 |
| 出典: | 新 日本古典文学大系19 岩波書店 |
朝日が差し込む軒のつららは溶けたのに、どうしてあなたの心はかたくなで打ちとけてはくれないのでしょう、といったところでしょうか。
よしなしごと
2月4日は立春、暦の上では春になりました。
寒さが厳しい今年は春はまだまだと思っていたのですが、植物たちは春を感じているようです。うっかり忘れていて12月になってから植えたラナンキュラスの球根から新芽が出だしました。植える時期が遅かったため諦めていたので、ことにうれしい芽吹きでした。

