#154 来年の干支
作品サイズ: | 色紙 約27×24 cm |
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仕立て: | 額装 |
どんなお題?
題: | 龍 |
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だい: | りゅう |
よしなしごと
11月3日は文化の日、4年ぶりに町内会の文化祭が開催されました。
この文化祭には例年 漢字とかなの作品を出品しています。かな作品はたくさん作ってあるので選定には困りませんでした。
作品のテーマ決め
一方の漢字作品はというと・・・
どういう作品がふさわしいのか悩みました。というのも、会場の都合で半切作品は大きすぎるし、半紙だと練習みたいだし、、かな作品は大抵の方が読めないからこちらは小学生でも読めるものにしたいし。。
結果、小作品として飾られることの多い色紙にしました。色紙は横の長さは半紙と一緒ですが、縦の長さが6 cm程度短いサイズです。
作品制作
さて、そこから作品制作です。テーマは来年の干支の「龍」にしました。(余談ですが、来年の干支だからという説明を省いてしまったら「なんで中2病みたいなのを書いたの?」と言われてしまいましたw)
紙は古色を出すためにお茶で染め付けをしたものを使いました。2年近く干していた紙だからか、お茶のおかげか、とにかくとても書きやすかったです。
作品が完成したのが出品の2日前、裏打ちは出品当日という突貫作業でした。しかし、自分で裏打ちができるからこんな無茶なスケジュールもいけるわけです。
裏打ち・・・失敗もありつつ
裏打ちが失敗したときの保険をかけて、アイロン裏打ちと「昔ながら?の裏打ち」の2種類をしました。
「昔ながら?の裏打ち」の裏打ち用紙には100均のB4画用紙を使いました。厚みがあるので色紙台紙の代わりになりそうだと思ったからです。裏打ちの方法は以前の記事のとおりです。
しかし1つだけ変えたところがあります。それは最後に乾かす場所を人工大理石の台からカッターマットに変更した点です。その理由は乾いたときにカッターで作品の周囲を切るのですが、台だと傷ついてしまうからです。
でも、この変更が失敗のモトでした。
エンボス加工されているカッターマットは のりが付きづらく、テープで補強しても剥がれてしまいました。つまり、紙が乾く時の張力に、粘着力が太刀打ちできなかったのです。
その結果、少し波ができてしまいました。
それでも、アイロン裏打ちでやった方よりきれいにできたと思います。
昔ながらの裏うちはやっぱり
結論としては、やはり一般的にいわれているとおり、乾かす時には木の板を使うのが良さそうです。ただし、木の板はアクがにじみ出てしまうことがあるので注意が必要です。