自詠の句 – 長谷寺や海も梅もかがやきて

作品

#179 長谷寺や海も梅もかがやきて

作品:長谷寺や

作品サイズ: 約15×15 cm
仕立て 額装

どんな歌?

しいか: はせでらや うみもうめも かがやきて
詩歌: 長谷寺や海も梅もかがやきて
詠者: μ
制作: 2024年1月

恥ずかしながら初めての自詠の句です。ちなみに長谷寺の山号は海光山だとのこと。

よしなしごと

鎌倉の長谷寺のご本尊を拝んだとき、奈良の長谷寺の観音様がフラッシュバックしました。

きっと鎌倉に幕府が敷かれたときに奈良から勧請されたのだろうと勝手に想像したのですが、開山はずっと古く天平年間とのこと。そして勧請ではなく、奈良の観音様と同じ木で彫られたふたごの観音様なのだとか。海に奉納された一体が鎌倉に姿を現されたのが起源だそうです。

善光寺や浅草寺、川崎大師などのご本尊様も海で見つけられています。古代には仏像を海に流す(奉納?)する風習があったのですね。

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