#195 雨がへるてまりの花のかたまりの下に啼くなるすずしき夕
作品サイズ: | 半懐紙サイズ 約37×25 cm |
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仕立て: | 額装 |
どんな歌?
しいか: | あまがへる てまりのはなの かたまりの したになくなる すずしきゆふべ |
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詩歌: | 雨がへるてまりの花のかたまりの下に啼くなるすずしき夕 |
詠者: | 与謝野晶子 |
歌集: | |
制作: | |
出典: | 与謝野晶子全集 新日本文学電子大系編集部 |
雨蛙が、手毬の花のかたまりのその下で啼いている、すすしい夕方、といったところでしょうか。
よしなしごと
梅雨の時季です。じめじめとして気分がさえないときは、このようなかわいらしい歌に癒してもらいましょう。
雨蛙、てまりの花、夕方の風といった、身の回りの生き物や自然現象に向けた、あたたかなまなざしを感じます。