晶子の歌 – 山なれど

作品

#216 山なれど籠に養ふ鳥のごと羽まろくして立つ椿かな

作品サイズ:半切サイズ 約35×136 cm
仕立て額装

どんな歌?

しいか:やまなれど かごにやしなふ とりのごと はねまろくして たつつばきかな
詩歌:山なれど籠に養ふ鳥のごと羽まろくして立つ椿かな
詠者:与謝野晶子
歌集:
制作:
出典:
山なのに籠で養っている鳥のごとく、羽が真っ白く立つ椿だな

といったところでしょうか。山の中にあって異質な存在感を放つ白椿の花を、鳥籠の中の小鳥の羽に見立てたのでしょう。

よしなしごと

前半はあまり複雑な字を使わずシンプルに、後半でブッシュを思わせる密度を加えました。

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