俊頼の歌 – 山桜

作品

#257 山桜咲きそめしより久方の雲居に見ゆる滝の白糸

作品サイズ:半紙サイズ 約33×24 cm
仕立て額装

どんな歌?

しいか:やまざくら さきそめしより ひさかたの くもゐにみゆる たきのしらいと
詩歌:山桜咲きそめしより久方の雲居に見ゆる滝の白糸
詠者:源俊頼(みなもとのとしより)
歌集: 金葉和歌集 50
制作:1129年以前 (没年以前)
出典:
山桜が咲き始めたころから、遠くに見える山の景色は空から落ちる滝の白糸のようです

といったところでしょうか。山頂からふもとまで山桜で覆われた景色を、天から落ちる滝に見立てた歌です。

よしなしごと

桜の盛りは過ぎました。花弁が舞い散るさまはまるで滝のようです。
一方、この歌に詠まれたのは山を幾重にも覆う山桜。遠く望めば、その連なりはやはり滝のように見えます。

桜はさまざまな姿で、滝にたとえられます。

料紙には桜の足元にそっと咲く小花を添え、木の上から俯瞰したような景色としました。

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