#036 おほぞらの 月の光し 清ければ かげ見し水ぞ まづこほりける
| 作品サイズ: | 半紙 約34×25 cm |
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| 仕立て: | 額装 |
どんなうた?
| しいか: | おほぞらの つきのひかりし きよければ かげみし みづぞ まづこほりける |
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| 詩歌: | おほぞらの 月の光し 清ければ かげ見し水ぞ まづこほりける |
| 出典: | 校註國歌大系3 |
| 作者: | 読人しらず |
| 歌集: | 古今和歌集 |
| 制作: | 9世紀以前 |
大空の月の光があまりにも冴え冴えとしていたので、それを映した水がまず先に凍ったことだよ、といったところでしょうか。
今回はベタですが、月が描かれた料紙に書いてみました。
モチーフがしっかりとした図柄や、重ね継ぎのように境目がはっきりとした料紙を使うときは、歌をどのように配置しようかと思案するのが楽しいです。また、歌に合わせた図柄を選ぼうと、植物や古事などを調べてみるのも面白いです。

