#063 薄霧の立ち舞う山のもみぢ葉は さやかならねどそれと見えけり
| 作品サイズ: | 色紙 約27×24 cm |
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| 仕立て: | 額装 |
どんなうた?
| しいか: | うすぎりの たちまふやまの もみぢばは さやかならねど それとみえけり |
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| 詩歌: | 薄霧の 立ち舞う山の もみぢ葉は さやかならねど それと見えけり |
| 詠者: | 高倉院 |
| 歌集: | 新古今和歌集 |
| 制作: | 12世紀 |
| 出典: | 新 日本古典文学大系11 岩波書店 |
薄霧が立ち上っている山の紅葉は、はっきりとは見えないけれど、それとわかるものだなあ、といったかんじでしょうか。
昨年、作品 #26で書いた歌を練り直して、色紙サイズに書きました。構図はあまり変わっていませんが、字母を少し変えたり、西本願寺本第4筆の要素を取り入れたりしています。

