読人しらずの歌 – いつのまに

作品

#080 いつのまにさ月来ぬ覧あしひきの山郭公今ぞなくなる

作品:いつのまに

作品サイズ: 半紙 約33×24 cm
仕立て 額装

どんなうた?

しいか: いつのまに さつききぬらむ あしびきの やまほととぎす いまぞなくなる
詩歌: いつのまにさ月来ぬ覧あしひきの山郭公今ぞなくなる
詠者: 読人しらず
歌集: 古今和歌集
制作: 10世紀以前
出典: 新 日本古典文学大系5 岩波書店

いつの間に五月になったんだろう、山のホトトギスが今鳴いているよ、といったところでしょうか。

待ちわびた桜はもう散ってしまいました。
歳月人を待たず、無情にも時は過ぎ去ってしまいます。

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