左千夫の歌 – とりどりに

作品

#152 とりどりに色あはれなる秋草の花をゆすりて風ふきわたる

作品:とりどりに

作品サイズ: 半紙 約33×24 cm
仕立て 額装

どんなうた?

しいか: とりどりに いろあはれなる あきくさの はなをゆすりて かぜふきわたる
詩歌: とりどりに色あはれなる秋草の花をゆすりて風ふきわたる
詠者: 伊藤左千夫
歌集:
制作: 1900年(明治33年)
出典: 現代日本文学大系10 筑摩書房

美しい色とりどりの秋草の花をゆすって風が吹きわたる、といったかんじでしょうか。

平安時代などの和歌には表の意味と裏の意味のように多面性がありますが、近代の歌はそのままの意味だけなのでしょうか。

よしなしごと

この歌を書くのは2度目です。


かな書の作品には、書いた時の感性や感情、スキルや影響を受けた作品等といったかな作家の諸々のバックグラウンドが反映されています。

同じ歌やテーマでも、作品によって違った印象を与えられることも、かな書の魅力のひとつだと思います。

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