#204 石路無人掃

| 作品サイズ: | 半紙サイズ 約33×24 cm |
|---|---|
| 仕立て: | 額装 |
どんな歌?
| 読み下し: | せきろひとのはらうなし |
|---|---|
| 漢詩: | 石路無人掃 |
| 著: | 顧況 |
| 詩集: | 『全唐詩』巻二六六 「経廃寺」より |
| 出典: | 中國哲學書電子化計劃 |
石の路を掃いて清める人もいない
といったところでしょうか。廃墟を詠んだ詩です。
よしなしごと
顧況は、唐時代の詩人として有名な白居易、杜甫、王維などと同時代(8~9世紀にかけて)の詩人です。
755年~763年にかけての「安史の乱」などで荒廃した廃寺を詩にしたのかもしれません。
