#261 海の声そらにまよへり春の日のその声のなかに白鳥の浮く

| 作品サイズ: | 半紙サイズ 約33×24 cm |
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| 仕立て: | 額装 |
どんな歌?
| しいか: | うみのこゑ そらにまよへり はるのひに そのこゑのなかに しらとりのうく |
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| 詩歌: | 海の声そらにまよへり春の日のその声のなかに白鳥の浮く |
| 詠者: | 若山牧水 |
| 歌集: | 海の声 |
| 制作: | 明治41(1908)年 |
| 出典: | 若山牧水全歌集 伊藤一彦編 角川書店 p13 |
海の寄せては返す波の音が、空へと溶け込むように広がっている。そんな穏やかな春の日、その響きに包まれるように一羽の白鳥が海に浮かんでいる。
といったところでしょうか。おおらかな海と空。その青の世界に浮かび上がる白鳥の姿が印象的な一首です。
色彩の対比、広大な空間と小さな生命との対比。そうした対照的な情景が織りなす静かな美しさに、牧水らしい瑞々しい感性を感じます。
よしなしごと
今回揮毫したのは、旅と自然、そして酒をこよなく愛した歌人・若山牧水による一首です。
この歌は、牧水が24歳のときに刊行した第一歌集『海の声』に収められています。安房の海を背景に詠まれた歌群の一つとされ、代表作「白鳥は哀しからずや・・・」とも通じる、若き日の繊細な感受性が息づいています。
海と空がひと続きとなったような春の景色。その中にぽつりと浮かぶ白鳥の姿は、見る者の心に静かな余韻を残します。
揮毫ノート
白鳥を思わせる白の筆にて揮毫しました。

作品仕様・額装について
- 素材:かな料紙に、磨り墨による墨書
・・・ 料紙の繊細な表情と墨の深い階調が、静かな奥行きを生み出します。 - 額装:作品ごとに最適な仕立てを施し、高品質なアクリル額にて額装いたします。
・・・ 空間との調和を大切に、一点ごとに設えます。書の美しさが暮らしに自然に溶け込み、日々の景色を整えます。

(本画像はGoogleの生成ツールを用いて制作しています。)
