臨 針切 – 山風の

作品

#051 臨 針切 – 山風の

作品:やまかぜの

作品サイズ: 約21×3.5 cm
仕立て  
古筆: 針切
筆者: 伝 藤原行成
制作: 11~12世紀
古筆写真: 日本名筆選25 二玄社

どんなうた?

しいか: やまかぜの はげしきことを なげきつつ なみだにのみも ひをくらすかな
詩歌: 山風の はげしきことを なげきつゝ なみだにのみも ひをくらすかな
作者: 重之の子の僧

平安時代末期に書かれたとされる古筆の名品 「針切」 の臨書です。
恥ずかしながら勉強のために並べてみました。当然ですが右が本物、左が自筆です。

針切はその名のとおり、線が細くて鋭いことが特徴です。字粒が小さいので原寸大で臨書するのはなかなか大変です。手も眼も利くうちではないと書けないかもしれません。

臨書といえば、6月10日から国立新美術館で開催された「日本の書」展 公募枠にて、高野切一種の臨書作品を飾っていただきました。

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