是則の歌 – み吉野の

作品

#108 みよしのの山の白雪つもるらし故里寒くなりまさるなり

作品:み吉野の

作品サイズ: 半紙 約33×24 cm
仕立て 額装

どんなうた?

しいか: みよしのの やまのしらゆき つもるらし ふるさとさむく なりまさるなり
詩歌: みよしのの山の白雪つもるらし故里寒くなりまさるなり
詠者: 坂上是則
歌集: 古今和歌集
制作: 905年以前 (古今和歌集奏上以前)
出典: 新編 日本古典文学全集11 (小学館)

“奈良の京にまかれりける時に、宿れりける所にてよめる” の詞書に続く歌です。
むかし都があった吉野の山には白雪が降り積もっているらしい、この奈良の古都は一段と寒くなっているのだから、といったかんじでしょうか。

よしなしごと

ゆずの絵が描かれた料紙に書いてみました。ゆず湯を連想して、歌からただよう寒さを中和できればいいと思いまして。

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