#194 庭の樹にからまりて咲く藤の花夜みてをりぬ月の明きに

| 作品サイズ: | 半切サイズ 約35×136 cm |
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| 仕立て: | 額装 |
どんな歌?
| しいか: | にはのきに からまりてさく ふじのはな よるみてをりぬ つきのあかきに |
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| 詩歌: | 庭の樹にからまりて咲く藤の花夜みてをりぬ月の明きに |
| 詠者: | 岡麓(おかふもと) |
| 歌集: | 宿墨詠草 |
| 制作: | 昭和12(1937)年 |
| 出典: | 新装 日本の詩歌6 オンデマンド版 中央公論新社 p361 |
“月夜の藤” の題で詠んだ歌です。
庭に生えているほかの樹に絡まって咲いている藤の花、夜を見て折った、月が明るかったので、といったところでしょうか。
よしなしごと
半懐紙に書いた和歌を半切にも書いてみました。横長のフォーマットで、藤の花の柔らかさや咲き並んでいる様子、月の明るさが表現できたらいいと思ったからです。

